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抗ガン剤投与

2月14日から始まった治験治療は、新しい抗ガン剤の投与と点滴で始まった。血圧が高いと良くないそうで、降圧剤を飲んでいる。

2,3日前から喉がかすれ、唇の下部に痛みが生じてきた。副作用なのかどうか。今度、主治医に訊いてみよう。

食事はできるだけ時間通りに採る様に心掛けているが、正直言ってあまり美味しくない。酒を止めた所為だろうか。ガンになって食事の楽しみが無くなったのは大きな損失ではないか。

立花隆の本を脇に置いて、柳田邦男著『ガン回廊の朝』(講談社刊)を読み始めた。少しはガンについて真面目に勉強しようとまず手元に持っていた同書を開いたのである。

1978(昭和53)年1月から『週刊現代』に1年間、連載されたガン研究者たちの挑戦ドキュメントだが、30年前のものにしては今でも十分示唆に富む内容で時代の遅れを感じさせない。技術は飛躍的に進んだはずなのにガンに取り組んだ医師たちの挑戦は今に続いているからだろう。

国策としてガン撲滅(「ガン撲滅」という言葉はあまり使いたくないけど)に取り組むため国立がんセンターが開院したのは1962(昭和37)年。池田勇人首相の時で、本人がそのガン・センターで亡くなったのは皮肉としか言いようがない。

胃ガンが日本人には多かった。患者は殺到した。柳田は週刊誌で連載した後、講談社から『ガン回廊の朝』として上梓した。初版が1979(昭和54)年6月30日、ぼくの手元にあるのが翌80年7月、18版となっているからベストセラーである。
もちろん柳田の取材、執筆が確かで、読み物として面白いのも事実だが、同時にそれほど「ガン」に対する国民の関心が高かった証左ともいえる。編集者はぼくの旧友だった。


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北岡和義事務所

神奈川県茅ケ崎市在住

E-mail: kazuyoshi.kitaoka@gmail.com

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