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台風19号襲来、誰も声ナシ

10月12日、土曜日。静岡市で予定していたジャーナリストの勉強会も13日の小田原寺子屋の講義も島田大祭もすべて台風19号の襲来で延期となった。NHKテレビで刻々、報じられる台風の予想進路、備える各地の準備状況、個人への注意呼びかけ・・・。本格的な首都圏襲来は午後8時すぎ。その前に息子から電話があって、江東区は荒川が氾濫したら低地が水没する。早めに重要な書類など持って母親のマンションに一家で非難する、お父さんんも独りだと何かがあると危ないので一緒に行かないか、とのお誘い。ぼくは鉄筋のマンションの5階だから大丈夫だろう、とお誘いを断った。

18時22分、家具が揺れる地震があった。震度3くらい。その後、次第に台風が首都圏に接近しつつあるのが雰囲気で分かる。その間、映画「釣りバカ日誌」をテレビで観ていた。三国連太郎と西田敏行、石田ゆり、谷啓ら芸達者な役者で盛り上げている。この前まで渥美清の「男はつらいよ」を放送していた。ストーリーは馬鹿げているけど会話に人情味があって面白い。たしかにぼくの子供のころはこの映画のようなシーンと実生活があちこちで見られた。

20時が過ぎたあたりから風が強くなってきた。「ごおっ~」という暴風の凄い迫力の音、「バリバリ」という音。マンションが揺れた。ガラス戸に大粒の雨が吹き付けられる。高校時代に被災した伊勢湾台風の体験を想い出した。60年前、ぼくは高校3年生だった。その夜、実父も兄も帰ってこなかった。国鉄(現、JR)も近鉄も不通となっていたので帰れなかったのである。11歳だった小学生の弟は何の当てにもならないし、あとの家族はおふくろと姉、お祖母さんと女性ばかり。床下にごうっと水が入り込み裏庭へ流れ出た時は逃げよう、かと思った。台風史上最大の5,098人の犠牲者を出した。

約2時間半、荒れ狂う雨台風が首都圏でとぐろを巻いていた。11時ちかくなってすこし強風が和らいだ。『眠っているがんを起こしてはいけない。』(飛鳥新社)という近藤誠博士の書を読む。反抗ガン剤の論客だ。それなりに納得できる論文だが、抗ガン剤を「毒」と言い切る勇気には敬意を表する反面、全的に賛成というにはぼく自身、判断できる知識が無い。戸惑いを覚えるのもぼくのホンネ。抗がん剤の副作用を実感しながらなんとか「食べよう」と映画見ながら食べた。


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